ひさしぶりの歌舞伎座で忠臣蔵を見てきた。通し狂言はいいね。達成感がある。年末に忠臣蔵のドラマを見たくなった。
11月は始まったばかりで、まだまだ公演は続く。それがとにかくすごい。
自分たちの劇場で自主公演で一ヶ月同じ作品を続けられるってめちゃくちゃ普通じゃない。ほとんどの公演なんて劇でも音楽でもほんの数日で終わりだもん。まず自分たちの劇場を持っていないしね。
毎月20日間以上本番ができる。出演している役者さん、特に主役に近い人たちは先祖代々役者をやっていて自身も幼少期からやっている上で毎月毎日本番三昧を何十年、だからめちゃくちゃ上手くなる。とにかく本番が多いのがいい。
それってだから演劇だけじゃない。プロ野球とかプロサッカーもそうで、レギュラーの選手たちってただでさえ天才的なのに毎回本番の試合に出られるからますます上手くなっている。
どんな仕事も同じで僕のシステム開発も本番の仕事をたくさん経験できるほうがいい。でも、そんな贅沢な経験を積ませてもらえる人なんてごく僅かしかいないのだ。僕も単なる馬の骨でしかないので滅多に本番はやってこない。本当はもっといっぱい本番を経験したいけど、やらせてもらえないのだ、劇に例えたら、まず自主公演じゃないし、自分の劇場も持っていないからね。
そんなんでも僕の場合は小さな仕事ばかりであるが、ほぼ常に自分が主任開発者なので、まだ経験を積めているほうで運がいいほうなのだ。仕事はあっても経験を積める機会は普通はごく僅か。なので、歌舞伎の主役級の役者さんたちはスーパーエリートであり、大変うらやましい立場なのである。