AIブームにつき、AIをどんなふうに使えるかをよく考えているんだけど、やっぱりいまいちなんだよな。
僕は今のAIなんかよりも炊飯器や湯沸器、洗濯機のほうがよっぽど好きだ。
こいつらの何がいいって、結果を保証してくれる、僕は完全に仕事をこいつらに丸投げできる。こいつらは最後までやり抜く。それがいい。
AIは何をやらせても中途半端なんだよな。やり抜くことができない。だから使いづらい。一々こっちがチェックしないといけない。
AIが僕の代わりに吉野家でバイトをして、稼いだ金を全部僕にくれるようになったら、僕はAIを大好きになる。
じゃあAIは何が一番できるかというと、試行錯誤だと思う。不完全ではあるが、玉数は多いので、めちゃくちゃに撃ちまくることはできる。
僕は生活の中であまり試行錯誤が必要じゃないんだけど、試行錯誤をたくさんやりたい人には今のAIはとても役に立つ。
だから、迷惑メール業者たちは大喜びでAIを大活用し、毎日僕に迷惑メールを大量に送ってきている。
なので、僕がAIを使えるとしたら、自然言語の短かい文章を単純なコマンドに変換する関数としてかなあ。
壁打ち相手としては、独創性はないけど、まあいないよりはマシという程度。
うちの会社は無名、誰も知らない、すごく小さい。なんでそんな会社がソフトウェア業界の片隅でまだ存在できているのかというと、炊飯器並みに確実に結果を出す、お客さんにとって仕事を安心して任せることができる存在だから。
ソフトウェアも二種類ある気がするんだよねえ。大企業で働いていた妻の話を聞くと、大企業は有名なソフトウェアをよく分からんけど導入してあんまり使わんままに何億円か払って何年かあとに別の似たようなソフトウェアに交換したりするらしい。
そういう有名な会社の有名なソフトウェアは有名というだけで何億円かもらえちゃうのであんまり結果を出さなくてもいい。そういうところにはAIは向いていると思う。
で、僕の会社みたいな無名のソフトウェアの場合には結果を出すという事実だけがこの世に存在するための唯一の方法。なので、AI機能を入れるとしても、この結果を出すっていう部分を毀損しない形にしないといけない。そうしないと無名で役に立たないということになってしまうのだ。
じゃあ、AIと競合することになる仕事ってどんな仕事かというと、AIの特徴と被る仕事。
なので、AIを大活躍させるのは、僕ら人間側がもっとゆるゆるの軽いノリにならないといけない。
消費税の計算なんて間違っててもオッケー、税務署も全然怒りません。法律の解釈もだいだいそんな感じで、ハルシネーションも許しちゃう!そういう社会だったら、AIはとてつもなく高速に大量の仕事をめっちゃおおざっぱにやってくれる。そういう社会はどんな感じになるだろうねえ。AI動かすための原発は余裕でメルトスルーしそうだけど、細けえこたあいいんだよ!