昨日は伯母の葬儀だった。とてもお世話になっていてうちの家族はみんな伯母さんが好きだったのでさみしいのだが、でもいいお葬式だった。
翻って自分自身を考えてみると、僕は世話好きでもないし、人も組織も育ててはいないので、ああいう素敵な会はできないな。
テレビでみた桶職人の話、継ぎ目が全然みえない見事な桶を作っている人、腕前もすごいけど、商品開発力も素晴らしく、ワインを入れる高級な容器を桶で作っていて世界で売れている、若い職人を何人も雇っている。えらい。
僕も自分の得意を自分だけに留めないで組織を作りたいと長年思っているのだが、ソフトウェアは物理的な存在じゃないし、ワインクーラーのように同じものを何個も作らないでお客さんごとに一品限りのものなんで、全然広げられない。じっくりと時間をかけてよく考えるのが大事としか言いようがないので、文章にしてAIに教えることもできん。使い道があまりない得意技だなと思う。
全ての暗黙知が形式知にできるわけじゃないのでまあ仕方がない。
そんなわけで、AIコーディングが今話題だけど、自分の場合にはちょっとしたことにしか使えないというか、核の部分を作るまでは自分でやって、枝葉の部分でAIコーディングができるかなと思っている。枝葉の部分も通常のプログラムを書いて楽ができる部分は多いので、AIじゃないと楽できない枝葉って何かなと思っている。そういう点でいうと僕の場合には全自動のAIコーディングよりも補完機能のAIコーディングのほうが便利な気がするな。
そして、エネルギー危機になりそうな中東情勢を考えると、スクリプト言語以上の超富豪プログラミングであるところのAIコーディングには平和が必要だなと思った。