日経のこの記事で思ったのだが、
OpenAIに「三菱UFJ特別チーム」 AI新興、客先常駐型モデルを採用
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC193QD0Z11C25A1000000/
> 「フォワード・デプロイド・エンジニア(FDE)」という新職種が、AI導入の主役になりつつある。(略) FDEは「最先端のモデルを複雑な本番環境へ導入することを主導する」仕事であり、「プロトタイプから安定版までの技術デリバリーを担う」「顧客チームと緊密に連携し、顧客のニーズを理解して、開発したものの導入までを担う」「進捗など明確に必要がある場合は、コードに直接貢献する」としている。
ということらしいのだが、FDEってやつ、僕からすると全然新しくもなんともない、うちの会社が 自社製品であるERP5を顧客企業に導入するときにいつもやっていることで、客先常駐はしないけど、 でも同じことで、なんというか20年近くずっとやってきていることだ。
で、最近は僕もAI機能をERP5に組み合わせるのにあたって、なんというか、似たような感触がある、 つまり、長年使われてきた積み上げられた統合システム(つまり、会社とソフトウェアが一心同体になっている) があるから、AI機能を導入するのが簡単で、いきなり役に立つことができる。だから、AIってBIツールとか と同じで、しっかりした土台の上に立つ木に実る果物なんだよな。
そんで、FDEなんてものが主役になるという話が出てくるなんて、流行と無関係のずっと地味な仕事を積み上げてきた自分からすると、不思議な気持ち。