うーん、ソフトウェアの設計の相談相手をAIにしてもらおう、これまではいつも自分一人で考えて実装していたのだが、相談相手がいるのも悪くないということで、GPT-OSS 120Bにちょっと相談してみたんだけど、こいつがすぐにコードを書き始める。
設計の話なんだからコードは書くなって何度言ってもコードを書きたがる。Gemma3 27B君はそういうことがないので、ソフトウェア設計の相談相手としてはGemma3君がいいな。
コード書きたがり屋さんは困ったもんだ。
自分用のLLMチャットスクリプトはだいぶマシになってきて、クソしょぼいものの使い勝手はよくなってきた。
しかし、harmonyで遊びたいので、GPT-OSSはやっぱりそのときには使う。
Gemma君に相談していて思ったのだが、Gemma君は知識が足りない。だから、僕の設計案についてちょっと外れた意見を出してくるのだが、足りない知識を指摘して教えてやると、それならその案で問題ないですね、と言ってくる。
これは、時間の無駄のようにも感じるのだが、それでも他者のチェックがあるのも大事だし、僕が何かを見落すこともあるかもしれないので、まあたかが数分のことだから、それでもやる価値はあるかなという気がした。
やはり、GPT-OSS 120B は細かいこと、実際の手続きとかコードとかそういう具体的なことにすぐに気が向いてしまって抽象的な話は不得意なようだ。Gemma3 27Bのほうが抽象的な話ができる、こいつは瑣末なことに囚われないらしい。
相談内容をテキストエディタに書いて、それを自作chatにコピペして、LLMに何か言わせて、そのフィードバックから、相談内容を書き換えて、再度LLMに与えて、を繰り返して、特に GPT-OSS 120B に余計なことを言わせないように相談内容に細かいところまで色々書き加えていくと、こいつは120Bもあるだけあって細かいところに詳しいので、だんだん意味のある相談相手になってきた気がする。最初は的外れに加えて喋りすぎなのだが、こいつが話に集中するように相談内容を書き換えていくことで、精密に話ができるようになる。これはこれで悪くないのかもしれない。
最初からわりと話が分かるGemma君、そしてウザい上に余計なことばかり喋って説得に時間がかかる知識豊富なGPT君、こいつら両方に相談するのは面倒くさいが価値はあるような気がする。これが手元のPCで動いてお金も全然かからんとなればやっぱり便利だよな。