勅使川原さんのお話し、とても面白かった。
ダンスでなくてもやっぱりある程度以上の品質の仕事をしようとしたらたっぷり時間をかけることが必要になる。
たっぷり時間をかけると対象の構造が現れてくる。
生物のことは実際に見れば分かるという話をこのあいだ学者の人が言っていたけど、ソフトウェアもそういうところがある。目に見えない構造も時間をかけると見えてくるので、それをなぞれば矛盾のないソフトウェアを作ることができる。
こういうソフトウェアの作り方を教えるとしたら、教える相手にはたっぷり時間をかけてもらうしかない。
プログラムの読み書きの早さと見えないものを見る力、この両方があるとまともなプログラマーになると思う。