昨日は伯母の葬儀だった。とてもお世話になっていてうちの家族はみんな伯母さんが好きだったのでさみしいのだが、でもいいお葬式だった。
翻って自分自身を考えてみると、僕は世話好きでもないし、人も組織も育ててはいないので、ああいう素敵な会はできないな。
テレビでみた桶職人の話、継ぎ目が全然みえない見事な桶を作っている人、腕前もすごいけど、商品開発力も素晴らしく、ワインを入れる高級な容器を桶で作っていて世界で売れている、若い職人を何人も雇っている。えらい。
僕も自分の得意を自分だけに留めないで組織を作りたいと長年思っているのだが、ソフトウェアは物理的な存在じゃないし、ワインクーラーのように同じものを何個も作らないでお客さんごとに一品限りのものなんで、全然広げられない。じっくりと時間をかけてよく考えるのが大事としか言いようがないので、文章にしてAIに教えることもできん。使い道があまりない得意技だなと思う。
全ての暗黙知が形式知にできるわけじゃないのでまあ仕方がない。
そんなわけで、AIコーディングが今話題だけど、自分の場合にはちょっとしたことにしか使えないというか、核の部分を作るまでは自分でやって、枝葉の部分でAIコーディングができるかなと思っている。枝葉の部分も通常のプログラムを書いて楽ができる部分は多いので、AIじゃないと楽できない枝葉って何かなと思っている。そういう点でいうと僕の場合には全自動のAIコーディングよりも補完機能のAIコーディングのほうが便利な気がするな。
そして、エネルギー危機になりそうな中東情勢を考えると、スクリプト言語以上の超富豪プログラミングであるところのAIコーディングには平和が必要だなと思った。
AIでどうのこうのという話があるけど人間って本当にそんなに甘くないし、扱いやすくもない。
自分のやりたいこととか困りごととか知っていること知らないことを自ら進んでちゃんと文章で説明できる人、そんなやつ滅多にいないよ。
だから、仁藤さんたちのColaboがやっているアウトリーチとか、ドラマの東京MERみたいに待っているだけじゃ救えない命がある、僕のシステム開発の仕事もそれ。
机に座って待っていても良い結果出せない。自分から前のめりになって首を突っ込んでいかないといけない。
いまは、この先石油がなくなって何もできなくなったら全然話は変わっちゃうんだけど、いろいろとやる準備を進めていかないといかん。
Qwen3.5を褒めているが、こいつも知らないことは当然ある。
emacsのコマンドをど忘れしたのでこいつに聞いてみたが要領を得ない。
文字コードと改行コードを変えたかったんだけど、自分で調べた。
C-x RET F
そうそうこれだよ。
Qwen3.5はemacsに詳しくないようだ。
ホルムズ海峡閉鎖で石油危機。現代文明はすごく石油に依存しているんだなあと実感。どう考えてもアメリカとイスラエルが悪い。イランの人間をたくさん殺しておいてそれを無かったことにはできんわな。人殺しはどこの国でも重罪なのに権力者はずいぶんと簡単に人を殺すよな。
色々とちまちまやっていて一生懸命積み上げていても、脈絡もなく急にミサイルやら爆弾やらで殺されて人の人生がおしまい。そんなことが許されていいわけないな。
Qwen3.5に話が戻る。これ、とても高性能でいいんだけど、やっぱり不安定なところがある。Gemma3のほうが安定していてちゃんと動くところも多い。なので、やっぱりQwen使って変になったらGemmaを使うという感じかな。
自分のパソコンで Qwen3.5 27B を動かしてお仕事を手伝ってもらっているのだが、めっちゃ助かっている。やっぱりGemma3君の比ではない。
でも、それで気になるのは LLMのモデルって自己進化しないし、モデルを作ってくれている人が新しいモデルを作ってくれなかったら、古びていくのよね。そうすると新しい規格とか仕様が出てもモデルはそれを知らんわけだから簡単に対応できないことになる。
今はAIブームだからすごいオープンウェイトモデルがバンバン出てくるのでありがたく使わせてもらっているわけだけど、こんなモデルは誰でも作れるもんじゃないし、お金もすごくかかっているだろう。
ブームが終わったらこんなものを無料で配ってくれる人や会社はいるんだろうか?
FLOSSはまだ個人の努力でどうにかなるけど、LLMのモデルは自宅で作れないと思うのよね。
まあでも贅沢言っちゃいけないよね。Qwen3.5はとても性能が高いから、これで10年は僕は満足できると思う。知らんこともプロンプトで教えれば結構分かるでしょう。
AIコーディング、めっちゃすげぇとは思うんだけど、うちの会社の商売の場合にはあんまり関係ないというか、それで儲けが増えるとは思わないんだよな。
というのは、AIコーディング出現より前からなんだけど、僕にとってはコードはあんまり重要じゃなくて、コードを書く前が大事なんだよな。コードを書く前に何が具体的に頭の中にあるのか、そっちのほうがずっと大事というか比較の問題ではなくてそこがちゃんとしていなかったらコードを書いたところで失敗するだけ。ソフトウェア化する対象のその目に見えない正確な構造の把握が大事で、それができていたらあとはコードを書けばいいだけなので、コードを書くこと自体はどうでもいいというか、できて当然の話なんだよなあ。
なので、AIコーディングは面白いけど、それが価値を生むのは、コードを書くこと自体に価値がある場面だろうと思う。うちの会社の場合には残念ながらそうではなかった。
個人的には、いま色々と考えを巡らせているのは、お客さんを儲けさせるAI機能を作りたい、それってなんだろうってこと。やっぱりユーザーを儲けさせる機能があるソフトウェアがいいと思うんだよな。
まあでもそんなことは言わずに、ちょっとAIコーディングも試してみないといけないな。qwenのコーディング用のモデルを使ってみるか。
しかし、ちょっとAIとチャットをしてみたら、もっとビジネスマンとしてちゃんとやれと怒られたのでがんばらないといかんな。